●明細書発行体制加算について
当院では医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、平成30年4月1日より、すべての患者様の
領収証発行の際に、申し出があるなしにかかわらず個別の診療報酬の算定項目のわかる明細書を発行しています。
明細書には、使用した薬剤名称や行われた検査の名称が記載されており、無料ですが保険点数は1点が加算されています。
その旨をご理解いただき、明細書の発行を希望されない方は会計前に窓口へお申し出ください。
●時間外対応加算3について
当院では令和6年6月1日より再診時に時間外対応加算3を算定させていただきます。
時間外対応加算の算定は、「かかりつけ医」としての取り組みのひとつとして、時間外準夜帯(診療終了後~午後10時まで)の間、通院されている患者様からの緊急の問い合わせに対応する体制を整えているという施設基準を満たしていることによるものです。
ご来院される時間にかかわらず、対象の患者様すべてに算定しております。
●外来後発医薬品使用体制加算1について
当院では平成28年4月1日より、外来後発医薬品使用体制加算1を算定させていただきます。
外来後発医薬品使用体制加算の算定により、後発医薬品(ジェネリック医薬品)の採用による患者様お支払い負担額の軽減、医療費抑制に努めてまいります。
後発医薬品(ジェネリック医薬品)の品質、安全性、安定供給体制などの情報を収集・評価し、その結果を踏まえ、後発医薬品の採用を決定する体制を整備いたします。
患者様により品質の良い、安全性の確保されている医薬品が提供できるよう努力し、患者様の健康維持の一助となれるよう、職員一同邁進してまいります。
●一般名処方加算について
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安全供給に向けた取り組みなどを実施しています。
現在、一部の医薬品について十分な供給が難しい状況が続いています。
当院では、医薬品の供給不足等が発生した場合に、医薬品の処方などの変更に関して適切な対応ができる体制を整備しており、後発医薬品のある医薬品については、特定の医薬品名を指定するのではなく薬剤の成分をもとにした一般名処方(一般的な名称により処方箋を発行すること※)を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。
状況によっては、患者様へ処方するお薬が変更されたり、処方日数が変更される可能性がございます。
一般名処方について、またはお薬の変更にあたってご不明な点や、ご心配なことがありましたら当院スタッフまでご相談ください。ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※一般名処方とは・・・
お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方箋に記載することです。そうすることで供給不足のお薬であっても、
有効成分が同じ複数のお薬が選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。
●外来感染対策向上加算・連携強化加算について
当院では月1回外来感染対策向上加算。連携強化加算を算定しております。
当院は、受診歴の有無にかかわらず、発熱その他感染症を疑わせるような症状を呈する方の受け入れを行っています。また、院内感染防止対策として次のような取り組みを行っています。
○感染管理者である院長が中心となり、職員全体で院内感染対策を推進します。
○院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を定期的に実施します。
○感染性の高い疾患(インフルエンザや新型コロナウイルス感染症など)が疑われる場合は、一般診療の方と導線を分けた診療スペースを確保して対応します。
○標準的感染予防策を踏まえた院内感染マニュアルを作成し、職員全員がそれに沿って院内感染対策を推進していきます。
○感染対策に関して基幹病院と連携対策を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。
●医療DX推進体制整備加算について
当院では、医療DX推進に伴い、医療DX推進体制整備加算を月に一度算定いたします。
算定に伴い、マイナンバーカードの提示にご協力くださいますようお願い致します。
ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
〇医療DXとは?〇
診療・治療・薬剤処方等における情報を最適な形で活用し、皆様がより良質な医療を受けられる体制の構築を目指す取り組みを表します。
〇当院での取り組み〇
・レセプト(診療報酬明細書)のオンライン処理
・電子処方せんの発行
・マイナンバーカード、または健康保険証のオンライン資格確認および取得した医療情報を活用した診療
●医療情報取得加算について
当院は、マイナンバーカード(以下、マイナ保険証)や問診等を通じて患者さんの診療情報を取得活用することにより、質の高い医療の提供に努めております。
マイナ保険証を活用することにより、下記情報が利用可能になります。
・健康保険証の資格の有無確認
・高額療養費制度の負担区分
・他院での投薬履歴
・特定健診情報
正確な情報を取得するため、マイナ保険証の利用にご協力お願いいたします。
国が定めた算定要件に従い、下記の通り診療報酬点数を算定いたします。
【初診時】
医療情報取得加算1:3点(月1回)
医療情報取得加算2:1点(月1回)
【再診時】
医療情報取得加算3:2点(3ヶ月に1回)
医療情報取得加算4:1点(3ヶ月に1回)
●生活習慣病管理料について
令和6年6月の診療報酬改正により、高血圧・糖尿病・脂質異常症が特定疾患から生活習慣病へと変更になります。それに伴い、「生活習慣病管理料」を算定することにいたしました。
生活習慣病は、お薬の処方だけでなく、運動・休養・栄養・喫煙及び飲酒などの生活習慣に関する総合的な治療管理が必要となり、そのために患者さまひとりひとりに合った療養計画書を作成することになります。
計画書には、患者さまの同意と署名が必要となりますので、ご理解・ご協力をお願いいたします。
また、患者さまの状態に応じて、
・28日以上の長期の処方を行うこと
・リフィル処方せんを発行すること の
いずれも対応も可能です。
※なお、すべての患者さまに対して長期処方やリフィル処方せん発行が可能となるわけではありません。
患者さまごとに医師が判断した上での対応となります。
●長期収載品(先発医薬品)の選定療養について
令和6年10月から長期収載品の選定療養制度が導入されます。
※長期収載品・・・後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある先発医薬品
患者様の希望により長期収載品(先発医薬品)を処方した場合に、長期収載品(先発医薬品)と後発医薬品(ジェネリック医薬品)の価格差額の1/4に相当する金額を特別の料金、選定療養費(自己負担)として患者様にご負担いただく仕組みです。
ただし、医師が医療上の必要性があると判断した上で、長期収載品を処方した場合や、後発医薬品の提供が困難な場合は対象外となり、特別の料金のご負担はありません。
初診WEB受付・メールでのお問い合わせは24時間受付しております。
お電話での受付は休診日をのぞく平日 9:00~17:30 土曜 9:00~11:30